TOEICの「あるある」な世界観

TOEIC

TOEICには、TOEICならではの「あるある」な世界観があります。
そのパターンを知っていれば、
知らない単語が出てきたとしてもなんとなく全体の雰囲気を理解できる場合があります。

逆に言えば、TOEICの世界観、
あるいは欧米ならではの習慣を知らないと単語をある程度理解していても
理解できない場合もあります。

自分のリスニング力(リーディング力)を疑ってしまうほど
「ありえない世界」がTOEICには存在します。

と、いうことでこの記事ではTOEICのあるあるな世界について紹介します。

TOEICの世界の「あるある」

推薦状(recommendation)

これは頻繁に出てくるわけではないのですが、リーディング問題にたまに出てきたりします。

とある社員が退職し、新しい転職先を探していて
「以前の会社ではこういう仕事をしていて、この社員はここが素晴らしい」
という推薦状を転職先に提出するため、元上司が推薦状を書きます。
リーディングでは、そういう「推薦状」が問題に出てくる場合もあります。

私は最初、問題集でこれを読んだのですが、
英文を読んでも、日本語訳を読んでも意味が分かりませんでした。
一体、誰が、誰に対して、何を送っているのかが。
解説を読んで「えー!?そんなことあるの!?」とびっくりしました。
これは本当に欧米にある習慣なのかちょっと私は知りませんが…。

SMAPがジャニーズをやめて新しい事務所で活動しようとし、
揉めに揉めて解散することになってしまったような国ですからね。
転職することをあまり快く思わない日本じゃ考えられないですね。

配管工(plumber)

「金のフレーズ」で「Plumber」という単語が頻出単語として登場した時
「え~本当にそんな単語よく出てくるの~?」と疑っていました。

本当に頻繁に出てきます。

リスニングでも、リーディングでもよく出てくる単語です。
ちなみに発音は「プラマー」です。「b」は発音しません。

どうやら日本とは違い、外国の配管はよく壊れるらしいです。
なので「配管工事のため…」というお知らせは外国では「あるある」らしいです。

よく出てくるパターンは

  • パート3で、水が漏れている(leak)という電話の問い合わせ
  • パート4で、配管工事の予定を確認する留守電
  • パート7で、配管工事を行うためレストランを休業するというお知らせ

などがあります。

飛行機のトラブル

リスニングで多いのは飛行機や空港でのトラブルです。
飛行機は十中八九、遅延(delay)します。

原因は

  • 悪天候(adverse weather condition)
  • 機械的なトラブル(mechanical problem)
  • 前の飛行機がまだ滑走路(runaway)にいる

など。

トラブルはよく発生しますが、事故は発生しません。

また、リスニングでは「engine trouble」と言って、
設問では「mechanical problem」と言い換えている場合もあります。

こうした遅延に対して、

「764便に搭乗予定のお客様へ、
空港内のレストランをタダで利用できるサービス券をお配りしております」

という、異例のサービスを提供したりすることもあります。
一般論で考えず、ちゃんと聞いていた方がいいです。

あと、空港でのトラブルには荷物(luggage)が届かない、というトラブルもあります。

欠陥品→クレーム

これはリーディングのダブルパッセージ、又はトリプルパッセージに多いパターンです。

例えば、1番目の文章で「衣料品、在庫処分」というWebサイト、
もしくは広告(advertising)があります。

2番目の文章で、顧客からのメールが出てきます。
そこには

  • 商品Aは30%OFFのはずなのに、割引されていない金額が請求された
  • 1回洗濯しただけなのに袖が破れちゃったんだけど

などのクレームが書かれています。
ダブルパッセージであれば「顧客は何を要求している?」という問題が出て
設問には

  • 返金(refund)
  • 交換(replacement)
  • 請求書(invoice)
  • 謝罪(apologize)

などが出てきます。

請求書の場合、メール文には「invoice」と書いてあるけど
設問には「bill」と言い換えている場合があります。
invoiceとbillは厳密にいうと同じではないらしいんですが、
TOEICの場合は、イコールと考えて問題ないようです。

トリプルパッセージの場合

1番目の文章:商品のWebページ

2番目の文章:顧客からのクレームメール

3番目の文章:会社から謝罪メール(お詫びにクーポン券を贈ります)

というパターンもあります。
お詫びとしてクーポンを送ったくせに
このクーポン券には使用期限があったり、
限られた商品にしか利用できなかったりするので注意が必要です。


「金額を間違えて請求してしまったお詫びにクーポンを…」
ならまだ分かりますが、
「欠陥品を送ってしまったお詫びに新しい商品とクーポンを…」
という場合もあります。

クーポンなんか送ったら、
「こんな欠陥品を送りつけてきた、お前の店の商品なんて二度と買いたくない!
クーポンなんていらないよ!!」

と、火に油を注ぐ結果になる気がしますが…。

でもTOEICの世界ではクレーム処理にクーポン券を贈ることもあり得ます。
常識のある社会人であれば「返金」を選びたくなるところですが
先入観にとらわれずきちんと読みましょう。

以前、ダブルパッセージやトリプルパッセージの最初の問題は比較的簡単だと書きましたが
こういうパターン化された文章の可能性もあるので、解きやすいと思います。

まとめ

  • TOEICに登場する企業はホワイト企業。パワハラする上司もいない。
  • 配管はよく壊れるので「Plumber」という単語は覚えよう(発音注意)。
  • 飛行機は遅延する。しかし事故は起きない。
  • ホワイト企業だがミスは多い。

です。こういう「あるある」な世界観を知れば
TOEICの勉強も少しは楽しくなるかもしれませんよ。

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